今日からお休み

昨日仕事納めで今日からお休み。さぁーていっぱいとどがありますよ。

  • Maple Project」サイトのリニューアル(あわせてドキュメント強化)
  • コピーライトをちゃんとつけて、一部修正をいれた「3.0.1」のリリース
  • sourceforge.jpへの登録
  • プレゼンテーション層の検討
  • DIContainerの強化(AOPの組み込み検討)

うへー、いっぱいあるよー。

デブサミ2005 参加登録

いけるかどうか確定してないけど締め切られたらやなので登録した。2日ぶっ続けで参加できるか?というとあやしいので、2日目の午後のをとりあえず抑えた。

はてな近藤さんのを最初として、Cacheのをきいて、artonさんのセッションをきいて、そして締めはもちろんひがさんのセッション2つ。

平鍋さんの「見える化」もききたかったが、つっこみをいれていただいたり、日記でとりあげてもらったりしているartonさんのお話がききたくて、artonさんのセッションに決定した。時間がかぶっちゃうのは仕方がないっすよね・・・(Cacheのある枠に平鍋さんのセッションがあれば・・・と思ってしまったり)

参加できるようにいろいろがんばらなきゃ。

企業システムにおけるPHP5の可能性

Rubyのまつもとさん(毎回こう書いてるのはしつこいかな。もう次からはまつもとさんとだけ書くことにしよう)が例の「Think IT」の記事をとりあげて書かれている。(みなさんのコメントもなかなか興味深い)

http://www.rubyist.net/~matz/20041227.html#p03

まつもとさんの「PHPのよさ」という言葉は、コメントを見る限り、「なぜ今PHPをつかうのか?」ではなくて、「なぜPHPが人気を獲得していったか?」をしりたいということのようだ。

そういう意味では最初のトリガーは「htmlにスクリプトが埋め込めたから」につきるんじゃないですかね。たかはしさんが「特化」という言葉で表したものを端的に表すとここになるんじゃないかと思う。(C言語に似ているとかは補助的な要因でしかないように思う)

当時PerlCGIスクリプトを組んでいた人たちから見て、なにも考えなくてもhtmlにスクリプトを埋め込めるものをみたときの衝撃は凄かったんじゃないでしょうか(実際私もそうでした。言語としてはPerlの方が好きでしたね)。当時は手軽に動的なページをつくりたいという欲求が高かったと思うので、htmlを準備したらそれが動的にかわるよーってだけで飛びついた人は多かったんじゃないすかね(そういった意味ではキラーアプリとかの存在はいらなかったはず。純粋に自分がしたいことができるということだけで十分だったはずだから)。その後はRedhatいれれば、Apache+PHP3という環境がさらっとできて、なにも考えずにつかえるので「いいや、これでやっちゃえ」という人もいたかも。(なぜ、RedhatがPHP3を標準でいれるにいたったか?という部分に関して飛躍してるかもしれませんが・・・)

で、今htmlにスクリプトを埋め込むことは優位性どころかいろいろな問題をはらんでいて推奨されなくなってきたので、今ということでみるとPHPの優位性があまり見えない。なので、「今」を見ると「なんでPHPなのよ」となる。それだけじゃないすかね。

現時点で「なぜPHPか?」といわれると、最初がどんなトリガーであったにせよ、ある程度認知度があがって、レンタルサーバも含めて使える環境が多いので、「さて何で開発するか?」という点で選択肢に入りやすいってことではないでしょうか?(正直「今」を考えるとこれ以上の優位性は私も思い当たらないです)

私もまつもとさんがいわれてるように「すでにPHPを覚えているので、いまさら他の言語を覚えたくない」というのに陥るのはいかんと思う。他の言語や環境をみることによって得ることが多いので、プログラマーたるもの使うか使わないかは別にしてできる限り多くの言語を見ておく必要はあると思う。(PHPを使っている人に限らず、一つ言語を使うようになったら他の言語を覚えたがらない人が多いなーと思いますね)

それにしてもまつもとさんに取り上げてもらうには「Think IT」の記事がお粗末すぎるような気がします。ライターさん、もう少しがんばった方がよかったと思いますよ・・・