コラボレーション

今回の活動再開にあわせて、もうひとつ発表があります。

オープンソースとしてSNSを開発しているUsagi Projectとコラボレーションをさせてもらうことになりました。

http://usagi.mynets.jp/release/

今回のコラボレーションにより、Maple Projectとしてはより具体的なアプリケーションを題材として、より実践的で、より使いやすいフレームワークを目指していこうと思います。

また、Usagi ProjectからリリースされることになるアプリケーションがMapleの具体的な動作例としてみていただけることになると思うので、Mapleってどういう風にコードを組み立てていくの?という目で見ていただけると思いますし、今までのフレームワーク単体での採用ということだけではなく、アプリケーションのベースとしての採用とか、アプリケーションの一部機能の採用とかといったようなこともできるようになるのではと思っています。

てなわけで、協力者大募集中なので、もしご興味のある方は気軽にお声をおかけください。

さて

今後はUsagi Projectとのコラボレーションという駆動もありつつで、Mapleの開発を進めていくことになるのですが、今のMaple3に必要な機能を追加して対応ということではなくて、Usagi Projectからあがってくる要望を受けつつ、Maple3の長所・短所を評価しつつ、一旦Maple3を分解してよりよいものをという形でMaple4を目指していこうと思っています。

自分がMaple3の開発にのめりこんだのも、自分が一フレームワークユーザとしてMaple3を使っていたのもひとえにDIContainerという考え方にほれ込んだからでした。逆に、Maple3に対する不満点として一番大きいのもDIContainerの貧弱さということが大きいと思っています。(規模がちょっと大きくなると設定ファイルが・・・みたいな感じですね)

HawkさんがDIContaienr2→Scarlet→Kaedeという流れでDIContainerの強化を目指していたように、Maple4もDIContainerの強化というのははずせないものになると思っています。

実際にこの数年Maple3を使っていただいている方の手元には「俺様Maple」がたくさんあると思います。そういった「俺様Maple」を作れる柔軟性をもちつつ、標準でも痒いところに手がとどいてるやんというものにしていきたいですね。

今までMaple3を使っていただいている(た)開発者の方には山のような不満点があると思うので、そういったものをできるかぎり拾っていければなぁと思っていますので、よろしくお願いします。