得意だからこそできないこと

PHPという言語はWebアプリケーションを作るために考えられた言語です。できあがった時期にベストだと思われるやり方をとっているので今となってはいろいろと弊害があります。

それと対極にあるのがJavaです。JavaはWebアプリケーションを作るということ(のみ)で考えられた言語ではないため、言語ではなく、それを取り巻く規約・実装でフォローされてます。それがJ2EEをとりまくあたらしい技術として具現化されたり、いろいろなパターンを生み出す土壌となっています。不自由な環境を解決するために新しい技術や考え方が生まれてくるといういい形になっています。

PHPは下手にWebアプリケーションを手軽に作れるようになっているがためにその流れがなかなかできあがりません。なので、Java以上に力を振り絞らないと中規模以上の案件を効率よく作り上げる土壌が生まれません。そのあたりを何とかしたいなとつねづね思っています。

・・・と唐突に書きましたが、こんなところを切り口に現在原稿を書いてます。PHPをつかった制作をよりよくするためのきっかけとなるようなものになるといいなと思います。