XMLC

結局今自分がやりたいことは普通にHTMLをつくって、id属性をつけたタグに対して、「getElement("foo").setAttribute("width", "60%")」とか、「getElement("bar").setContent("内容をいれかえる")」とかをしたいってことだ。ただし、プログラムにそれを直接書きたいわけではない。テンプレートエンジンが勝手にそれをやってほしい。

XMLCはそれを直接プログラムに書かないといけないのがつらいな。HTMLから完全にプログラム的要素をはずしたのはいいが、これらをプログラムに書くってことはプログラム側がHTMLに依存するってことだもんな。

結局分離すべきは2つではなくて3つってことじゃないかな。

  • HTML
  • Actionの実行結果
  • HTMLタグとAction実行結果のバインド情報

いまやCSSを使うってのはデザイナーとしてのスキルとして当たり前になってきてるが、それと同じくらいのしきいの低さで、デザイナーに使ってもらえるようなバインド情報なり、コンポーネントなりがあれば、デザイナーが気軽に動的コンテンツがつくれるってことにならんかな。

プログラマー側の一方的な悩み(スクリプトを埋め込んだらデザイナーに差し戻しができないよーってやつ)を解決するだけではなくて、もう一歩進めたものを目指した方がみんな幸せになれていいような気がするな。

そういった意味で、Kwartzは特殊な中間コードがそれを邪魔するように思う。

いっそのことCSSと同じように以下のように書くってのがいいのか。コンポーネントやアクションの処理結果を取ってくるぞみたいな。

#foo { width: myComponent.width; }
#var { content: action.result; }

どちらにしろ、プログラマー視点だけでいろいろ考えるのはいかんだろうと思う。枯れたコンポーネントをつかって、デザインだけ変えたいというデザイナー側の要望だってあるはず。そんなものにも対応できるものがほしいな。まだまだ、考えを深めないと・・・