まきこむ

ペーパープロトタイピング 最適なユーザインタフェースを効率よくデザインする

ペーパープロトタイピング 最適なユーザインタフェースを効率よくデザインする

最近の方法論はユーザをまきこむというのが主流。結局、なにがしたいのかってのはユーザしかわからないってことだな。ペーパープロトタイピングも手書きでつくったモックアップをユーザにつかってもらっちゃえというもので、できる機会があれば是非やってみたいものだな。

この本にかかれているようにユーザはUIモックとしてきれいなものをつくりすぎると細かいところに目がいってしまったり、変に商品名や商品説明とかダミーでいいデータをきちんと書いちゃうとこれちがうなとかそういうところに目がいってしまって、もっと大枠なところの議論ができないってのは経験してきてるんだよな。そういった意味である程度雑っぽくかいたもののほうがいいってのは納得。

ひがさんがS2JSFでしようとしている「実際にブラウザで動く簡素なUIモックをユーザにつかってもらってそれでユーザのニーズを引き出して、それをそのままテンプレートの元として昇華させる」というアプローチはこれに通じますね。日本人ってこの本に載っているようなロールプレーイングをやっていくのが苦手な人が多いと思うので、S2JSFをつかったやり方の方がうけいれられるでしょうね。