フレームワーク元年になにがおきたか?

Mojaviが紹介されて、Ethna、guesswork、Mapleと次々とフレームワークが続いてそれを使っていこうということがじわじわと認知されて始めた2005年だが、実はフレームワークが認知されたということよりも重要なことがあるんではないかと思う。

それは「気軽につくったものを公開してみよう」という雰囲気がでてきたってこと。フレームワークを使ってみて、それをちょっと便利にするような追加の機能や、パッチ、コンポーネントをつくってみてそれを公開してみようという方が増えてきたというのが結構でかいと思う。

みんながみんなそうなったというわけではもちろんないのだが、そういう流れになってきてるのがいいと思う。フレームワークが紹介される前段階でみんなが使い始めたSmartyを例にとると、pluginによる拡張ができるのにそのpluginを公開するという人は少なくとも日本ではあまりいなかったと思う。

また、PerlCPANとちがって、PHPPEARがものすごく敷居が高い。もっと自由にいろいろなものが公開できればいいのにと思っていたのだが、PEAR 1.4のPEAR Channelという機能によってそれも実現された。で、今まさにid:a_php_extさんがPEAR Channelを準備していて、今年はさらに気軽に公開できるぞ感が加速するといいなと思います。