本のケーススタディーがこんなにすごいのは読んだ事がない

読了

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

この本は23章のためにあるんじゃないんだろうか。今まで読んできた本でも、本全体を通して、わかりやすくするためにケーススタディーを進めながら理論を説明するってのはみたことあるけど、全部説明した後に、ガツンと23章でケーススタディーがあって、それがすんごい楽しい。

23章のスピード感とグルーブ感は読んでいてすんごい楽しい。「俺たちは価値のあるものを作って行ってるんだ。みんなで」というのがひしひしと感じられて、自分もかなり引き込まれる。

この本は何度も何度も読み返すことになると思います。ほんとお勧めです。

ということで、次読む本は、デブサミのときに買ったのに積んだままにしていた、読みたくて読みたくて仕方がなかったこれです。

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)

アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)

見積り本のあとがきに書かれていたfkinoさんの「アジャイルごっこ」という表現はささったので、いろいろ勉強・実践したいと思います。

価値のあるものを生み出したいですから。そしてそれをチーム全員でやりとげたいので。