OSC2005レポート

昨日3/26(土)で参加した4つのセッションに関して感想を。

はやわかり Apache 1.3/2.0/2.1

日本Apacheユーザ会主催のセッション。小山さんがApache2系のよさを説明。というか、1.3系はもう見捨てられてるのではやく2.X系を使った方がいいよとのこと。うーむ、PHPをつかっていると1.3系で様子をみたくなるんだよな・・・OutputFilterの機能はものすごく興味あり。Apache回りももっと深く調べないといかんすね。

Ruby Hot Topics 〜YARV and Rails

日本Rubyの会主催のセッション。Railsはすごいと思うが、もっとすごいのは高橋さんですよね(まさたかさんも関心されていた)。高橋さんのプレゼンはものすごく引き込まれるものがありますね。Railsつかってみようと思いますもん。「プレゼンは字がでかくないといけない」という関西オープンソースでいわれていたことを今回も実践されていた。ページが進むたびに爆笑になるというのはすばらしい。

で、Railsだがすごいのはものすごく伝わるのだが、Rubyならではだなーと思うところもあり。Rubyを使っている人はもともとコマンドラインツールでも違和感がないかもしれないが、PHPだとするとコマンドラインツールでいろいろできるというのはどこまで受け入れられるだろう。Ethnaがそういうアプローチをとっているが、ZopeのようにWebアプリとしての管理ツールがあった方が幅広いユーザに使ってもらえるかなと思ったりした。あるツールで簡単なパラメータを渡すと必要なファイルをざっくりつくってくれるというやり方は今後必要だと思うので、落としどころを探さなきゃ。

PHPフレームワーク -Ethna-

今回最大のお目当てのセッション。日本PHPユーザ会主催。

まず、Ethnaは「えすな」です。これ重要。(Mapleは「めいぷる」です。参考まで)藤本さんのマシンの調子が悪くて、デモがなかったのはちょっと残念。どのような手順をどのような考えで踏んでいくことを想定しているかというのを生できいてみたかった。また次の機会があれば是非よろしくお願いします。

セッションのはじめの方に「Mapleの作者の方、こられてます」って紹介されちゃったりしました。ちゃんと名刺も渡して名前を伝えることもできたし。収穫、収穫。

藤本さんもいわれてましたが、今年はPHPにとってフレームワーク元年になると思います(というかしましょ)。PHPユーザ全体のスキル底上げにEthnaとともにMapleも貢献できればと思います。

セッション終わったあと、小山さんに声をかけられてとある相談をうけました。ちょっとしたサプライズですがこれはまたの機会にここに書きます。(まだオープンにしていいのか、わからないので)

パネルディスカッション:コミュニティ活動のメリットと楽しさ

びぎねっとのみやはらさんとWideStudioの平林さんとSeasarのまさたかさんのセッション。

まさたかさん、相変わらず説得力のある話しっぷりですよね。からさわぎFinal同様、風邪を引かれていたようですが体調がよければもっとすごいんでしょうか?

コミュニティ活動というものに関しては、Mapleが現在いろいろな人がつかってくれたり、要望をだしてくれたり、改善案やあたらしいものをつくってくれたりと広がりつつあるのでものすごく興味のあるところ。ブログを通じていろいろひろがりつつあるってところは昨年のSeasarと同じような感じかもしれない。

人と人とのつながりがどんどんできてくるということのすばらしさは本当にこの半年で実感しています。おそれずに多くの人が飛び込んでほしいと思います。

SeasarApacheやSpringの肩にのっかっていて、Seasarの肩にのっかるようなものがでてくるといいなとまさたかさんがいわれていたが、Mapleはまさにのっからせてもらいたいと思います。がんばろっと。

全体を通して

ほんといい感じでしたね。パネルディスカッションでみやはらさんがいわれてましたが、こういう場をつくっていくってのがそれだけでもすばらしい。

ここ最近こういったカンファレンスやセミナーにまめに参加するようになったが、やっぱり東京はうらやましいですね。帰らないと・・・というのがあったので懇親会にでれなかったり、金曜日午前中だけぬけて参加するとかできないですからね。

PHP関西、がんばっていきましょ。関西はいいよなーっていわれるようなくらい活発にやっちゃいましょ。