WEwLC読書会 参加

ということで日が変わって前日になりますが、9/14(日)にWEwLC読書会に参加してきましたよと。
この本は「目の前にテストが全くないコードがあってそれにどう立ち向かう?しかも時間はないぞ」というパニックムービー的なシチュエーションで繰り広げられるわけですが、まぁ現場ってそんなもんで、そこで出てくるものがそのまま適用できるか?ということよりも、「目の前の大きな固まりを大きなまま扱わずに、ここから少しずつ片付けていこう。よし、ここにはテストがついたぞー」というものとして読めばほんと楽しい。

本自体の面白さとは別に、参加者が思っていることをバンバン提示して、それってどうよという議論ができるイベントってあんまりないがするので、ほんとその場に参加できて面白い。あまりに面白いので読書会の副幹事的なものに手を上げてみたり。

とりあえず今日の感想としては、やっぱ言うほどTDDって浸透してないのかと。テスト厨的には「あとからテストするのがめんどくさい」っていわれると「いやテストじゃなくてふるまいを決めてるんだ」とか「TDDのテストは設計をしていることだ」とかといろいろ説明をつけているわけですが、あまり実感をしてもらってないみたい。

やっぱ帽子系の例えの方がいいのかもしれませんね。テストを書くときとコードを書くときって明らかに自分の立場はちがう。特に最初のテストを書くときは「実装者としての自分」ではなくて、「わがままほうだいの利用者としての自分」になっておくべきだなぁと。「こういう風に呼んだらこうなってよ」「けど、こういうときにはこうね」とテストを書くときには利用者になって、いざコードを書くときには「えー、それに対応するんですか。仕方がないですねー。」といって対処。

まぁ、「自分が最初の利用者になる」ってのも前からよく言われてたことですが、こっちの説明をもっと全面にだしながらOSCでは発表してみるかな。

・・・なんか、話がそれましたが、会場を提供いただいたサイボウズ・ラボ様、会場をアレンジしていただいた中谷さん、ありがとうございました!!!