おくればせながら

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

読んでみました。私はこの作者と同類なんだろうなと思う。極端に集中力が上がっていつまでもやりつづけることができるときと、ぜんぜん何もできないときがはっきりするタイプ。それじゃいかんとは思うのですが、そういうタイプですから(ひらきなおり)。

この本、コンパイラ言語への敵対心が随所にでてるんですが・・・作者がLisp命!なので、Rubyはよし、Python/Perlもまーゆるす、動的型付け万歳!なんですよね。ま、Java至上主義への反論なんでしょうけど、ちょっとやりすぎ感があるような気がする。ま、ここまでいわんと至上主義な方々には響かないのかな?

言語間の宗教戦争はなにも生み出さないような気がする。それぞれが自分たちには何がある、お前にはないと言い合ってるだけで別になんの成果も生み出さない。それぞれの人が好きな言語を好きな局面で使えばいいじゃん。と思うのは無宗教者だからかな・・・(ま、好きな言語で仕事ができないという方がたくさんいるので、その悲鳴でもあるのかもしれないが)

それにしても、PHPというのが文中で1回出てきただけで、用語解説にすらのってないのは寂しい限り・・・と思うのはやっぱり自分がPHPが好きって事かな。